新たな一歩を踏み出したフレッシャーズへ

業務日記

7月1日、新入社員が3ヶ月間の研修を終え、それぞれの配属先へ第一歩を踏み出していきました。今年は男性4名、女性3名の計7名が新たに仲間入り。理系6名、文系1名という構成の中で、特に文系出身の社員が不安になることがないように、人間関係の構築に重点を置いた研修プログラムを実施しました。こうした取り組みの効果もあってか、新入社員同士の絆が早期に深まり、例年以上に活気に満ちた研修期間となりました。

当社の新入社員研修は4月から6月までの3ヶ月間。4月は社会人としての基礎やビジネスマナー、当社の歴史や文化を学び、5月からは週ごとに各部門での実習を体験します。入社当初には「3ヶ月は長いなぁ…」と口にする社員も、最終日には「本当にあっという間だった!」と振り返るほど、充実した日々を送っていました。この期間を通してそれぞれが多くのことを学び、確かな成長を得られた様子でした。もちろん、研修ではリフレッシュの時間も組み込まれており、今年は山形市・平清水での陶芸体験を実施。個性あふれる作品に笑いが絶えない和やかなひとときとなりました。ホテルでの食事会や霞城公園での花見(まだ三分咲きでしたが…)、文翔館での歴史探索も含め、心に残る一日となったようです。

また、月2回開催した「先輩社員交流会」では、年齢の近い若い先輩社員がメンターとして相談に乗ったりおしゃべりしたりできる、リラックスした場を設けました。新入社員が悩みだけでなく、ちょっとした雑談や日常の話題も気軽に交わせる場として好評で、次第に趣味の話でも盛り上がるなど和やかな雰囲気が広がりました。「来年は自分がメンターになりたい」との声が聞かれるほど、新入社員にとっては心の支えとなる貴重な機会になったようです。

中小企業の多くが1〜2週間で新入社員研修を終えて現場に配属することが多い中、当社では製造工程の全てを自社で保有しているため、すべてのプロセスを体験してもらう研修を行っています。そのため3ヶ月間という長さになるのですが、モノづくりに惹かれて入社してくれた新入社員たちにとってはこの現場実習は大きな刺激となり、「製品が生まれる過程」への理解と関心を一層深める機会にもなりました。

7月からは本格的な業務が始まります。いよいよ現実の厳しさと向き合うことになりますが、この3ヶ月間で培った経験と学びを糧に、人として、そしてエンジニアとして力強く成長してくれると信じています。5年後、10年後に活躍する彼らの姿を想像するのが、今から楽しみです。これからも陰ながら応援していきたいと思います。みんな、頑張れ!【ひ】

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