ハイメカ芋煮会

業務日記

10月初旬、まだ残暑を感じられる中、ハイメカでは恒例の芋煮会を開催することができました。約100人の社員が一同に集まりグループに分かれ、それぞれの鍋で芋煮を作ります。芋煮ができるまでは、おにぎりを食べたり、お酒を飲んだり、鍋の様子を見ながら薪をくべたり、日差しの強い中、皆でワイワイと河川敷で行いました。イベントでは「軽運動」と称してモルック(フィンランド発祥の「木製の棒を投げて、数字の書かれた木製のピン(スキットル)を倒し、先に50点ちょうどにする」というシンプルなルールのスポーツ)を楽しみながらも、一投一投真剣な表情で投げる姿は皆さん真剣そのもので、チームメートとの絆もより一層深まったと感じます。 

山形県の芋煮会の発祥は、江戸時代、最上川舟運の終点だった中山町長崎地区で、船頭たちが荷待ちの間に、里芋と棒鱈などを川岸の松の枝に鍋を掛けて煮て食べたことが始まりと言われています。明治以降には牛肉を食べる風習が広まり、現代の牛肉と醤油ベースの芋煮が広まったと言われています。 

置賜地区の中でも、芋煮の具材にシメジ、豆腐、ネギなどを入れるか入れないかで論争が起きることがありますが、大鍋に薪で炊き込んだ里芋は柔らかくトロッとした食感で米沢牛の旨みと相まって、とても美味しく頂く事が出来ました。

芋煮会は山形のソウルフードで作る時も、食べる時も、会話が弾む楽しい一時になります。これから寒くなる一方ですので、あたたかい食べ物や人とのふれあいを通して乗り切っていけたらと思ったところです。 【み】

モルック
みんなで食べると更においしい

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